情シスオフ 2nd 参加してきました。

2009年6月20日(土) 昨日行われた「情シスオフ 2nd」に参加してきましたので、
そのオフレポートを書き残しておきたいと思います。

昼の部 参加者

kirara_397 高見知英 atsuizo kono miryu habuakihiro benelux
daigan potassium ansmozen minami cavefish ecomhenrich kagamihoge

主催者のkirara_397さん、私も含めて計14名の方々が参加されていました。

昼の部 自己紹介 13:30〜

予定では1時間ほどで終わる予定になっていた自己紹介でしたが、
それぞれATNDで参加表明する際にとっていたアンケートの話題が広がり、
盛り上がってしまって2時間ほどかかりました。

ここで自己紹介の時に、私が引っかかったキーワードを列挙しておきたいと思います。

WPF:
 .NET Framework 3.0のUI部分?

Git:
 バージョン管理システム あまり聞かない名前 新しいものみたい

UWSC:
 Windows 自動化ソフト UWSC
 ウィンドウズのGUIを自動で操作するスクリプトが作れる これは役に立ちそう

Expect:
 UWSCがウィンドウズGUIの自動化スクリプトなのに対し、
 ExpectはCLIを自動操作するスクリプト これも役に立ちそう

AS 400:
 IBMのオフィスコンピュータ、オフコンのシリーズらしい。 私は見たことが無い。

RPG:
 AS400で使用するプログラム言語らしい

MIPS:
 CPUのアーキテクチャの名前 NINTENDO64とかゲーム機のプロセッサにも使われていたらしい

情報セキュリティ大学院大学:
 こういう大学ってあるんですね。 他にもこういう大学ってあるのだろうか。

ICT:
 Information And Communication Technology の略。

VDI:
 Virtual Desktop Infrastructureの略。

Xen:
 仮想化ソフトウェアの一種。



参加者の一人habuakihiroさんがおっしゃっていたことが結構引っかかった。
habuakihiroさんが普段お客として接する情シスの人々は、
日々の運用で忙しくて新しいことへ費やす時間が取れていないように感じるそうです。
最近のシステムを導入しても返って使いにくくなったとか、
使いこなすことに労力がかかってしまって導入した効果が計りにくいように感じている。
そうなると「ITって必要なの?」っていう疑問が沸いてしまう。

といった話をされていました。 これらは共感できるところが多い。
これから情シスをやっていくと必ずぶつかる大きなテーマのような気がしています。


参加者一人一人が自分の現状や、気になっている技術などを話していった結果
自己紹介だけで2時間ほど経っていました。
でもこれは面白い形式だったし、良かったと思います。


昼の部 ライトニングトーク 15:50〜

10分間の休憩を挟み、ライトニングトークへ。
ライトニングトークを見るのは初めてだったのですが、5分間で語るのはかなり難しそうでした。
自分の言いたいことをどうやって5分間に圧縮するか、
言いたいことをどうやって純粋に伝えるかといった所が5分以内で終わらせる要素になりそうです。

miryuさん「情シスとセキュアジャパン」

ここで引っかかったのはServiceLevelとServiceLevelAgreement。
確かに社内ではそういったことを取り決めていない。
実際にメールサーバーなどが停止した際、どれくらいの時間をかけて復旧しようとしているのか。
これって自分たちにも計りにくいから、たぶん社員はもっと計りにくい。

あとはBCPのお話。

災害や事故などの予期せぬ出来事の発生により、限られた経営資源で最低限の事業活動を継続、ないし目標復旧時間以内に再開できるようにするために、事前に策定される行動計画である。 
@IT情報マネジメント用語事典より引用

これも必要になってくるなぁ、と感じました。

kirara_397さん「ある情シスの楽しい一日」

この情シスの楽しい一日は 私の理想の一日だと強く思いました。
これだけのルーチンワークへ落とし込めたのはkirara_397さんの実力が伺える。
もちろんコレだけで毎日済むわけではないとおっしゃっていたが。
ドキュメントの整備も素晴らしい。
引き継ぐ時に読むべきものは揃っているそうなので私もそこを目指したい。
この一日にするためにどうしたらよいか、と考えるだけでも
色々と工夫しなければならない点が思い浮かぶので良い目標になりそう。

楽しい一日を目標にして工夫していったところで、どういった効果が生まれたのかという点は
記録していくべきところなのだと思った。
無事故であることの価値を理解することが難しいから。
納期を守るPMが評価されないのに通じるところがある、とLT後の質疑応答でも話題になった。

konoさん「情シスのSEはSuitかGeekか」

SuitとGeekを比較して情シスってどっちなんだっていうテーマのLT。
「その製品、他社に入ってますか?」と聞いてしまう感覚は共感します。
他社事例は一番気になるところなのだな、と思いました。

habuakihiroさん「IT業界の構造とソリューションの方向性」

従業員数や業務の成熟度に応じて、求めるソリューションが違うというのはいいまとめだと思いました。
情報サービス産業は16.8兆円の市場規模があるというのは驚きました。
音楽業界のような華やかな業界よりも多いという事実にも驚きました。

atsuizoさん「「情シスがこの先生き残るには」を語るためのイントロのような何か」

「情シスあるある」というネタを何点か紹介されていました。
ノンコア扱いされているけれど、会社想いだというのは共感できました。
私の外に出され続けていますが、やっぱり社内の情シスに戻りたいですし、やりたい仕事ですから。
見積もりが良く分からないというのは私の経験では分かりませんでした。
発注側になったことが無かったので・・・。
一度は発注側になってみたいものですが。


ライトニングトークが終わったのは会議室を借りている時間ギリギリ17時でした。
そのまま急いで会議室を出て夜の部スタートの18時まで近くの喫茶店で時間をつぶし、夜の部へ向かいました。

夜の部 懇親会 18:00〜

夜の部参加者は昼の部から3人減って2人参加したので13名。

kirara_397 atsuizo kono miryu 高見知英 habuakihiro
benelux daigan ansmozen shin1ogawa potassium kagamihoge ya_ta

夜の部は私がもっと積極的に話せればよかったのですが、あまりいいお話を聞くことができませんでした。
楽しく酒を飲んで食べて終わってしまったような・・・。
次回はもっといろんな方とお話しようと思いました。

感想

今回の情シスオフ2ndに参加してよかったです。
色々刺激をもらえたなーと感じています。
一番の刺激は理想の一日タイムテーブルを見れたことだと思います。
やっぱりあれは理想。あの一日を自分も再現したいと考えています。
そのために色々頑張らないといけません。
これからも技術を学んで理想の一日を過ごせるようにしたいと思います。
次回があればまた参加したいです。