HP ML110 G4 でRAIDを使う - rain －しとしと降る雨の夜に

ML110のオンボード RAIDコントローラを使ってRAIDを構成する
その上にCentOS5.5をインストールする

SATA RAIDコントローラーのドライバーがない状態だと
CentOSのインストーラからHDDが4つ見えてしまう。
RAIDのarrayが組まれていても、ドライバーが無いため。

これを解凍すると出来るフォルダの中に.imgファイルが沢山入っている
今回使用するCentOS 64bit版に使うファイルは
aac_CentOS-x86_64.img
これをUSBフラッシュメモリに入れて準備しておく

USBフラッシュメモリをさした状態で、CentOSのインストーラを起動して
インストールウィザードの形式を選ぶ画面で

linux dd
と入力してEnterを押すと
ドライバーディスクがあるかどうかを聞いてくるので、Yesを選びます
/dev/sda1
しか表示されないのでOKを押す

ファイルの一覧から先ほど入れておいたファイルを選択する
aac_CentOS-x86_64.img

ロードが終わると、他にもドライバディスクが無いかどうか聞いてくるので
Noを選択する

MediaCheckするかどうか聞いてくるので、しない場合はSkipを選択

これでRAIDドライバが入った状態でインストーラを起動できる

RAIDコントローラの設定でarrayを組んであれば
そのarrayが表示されるはず

認識されたarrayにパーティションを切って、CentOSをインストールしたが
何故かMBRが無くなってしまい、インストールウィザードが終わったあと、再起動してもLinuxが起動しなかった。

この時 2TBのHDD4個を RAID10 でarrayを構成していたが、
2TBのHDDを2つ抜いて、
2TBのHDD2個でRAID1に構成し直した。

これでパーティションを切ってインストールしなおしたところ、上手く起動した。

この現象の原因は不明。

とりあえず、CentOSでディスクコントローラーのドライバーをインストールする手順としてはこれで大丈夫なハズ。