IOSコマンド 覚書

仕事の関係でCiscoのルータ・スイッチを設定することが増えた。
そのとき使ったコマンド、覚えたコマンドを忘れないためにメモとして残しておく。

注意:この記事は私個人が仕事で得た経験をメモ書き程度にまとめたものです。参考程度に留めておいて下さい。

■ enable

 特権モードに入る
 (設定してある場合はパスワードが必要)

省略形:en,ena

■ configure terminal

 各設定コマンドが使用できるモードに入る
 (パスワードは必要ない)

省略形:conf t

■ show running-config

 現時点(動作中)のコンフィグを閲覧(more)する

省略形:sho run

■ show running-config interface {fastEthernet or GigabitEthernet} {*/*/* or */*}

 現時点(動作中)のインターフェースのコンフィグを閲覧(more)する

省略形:sho run int {fa or giga} {*/*/* or */*}

■ show monitor session {1 or 2 or all}

 現時点でのモニターセッションの設定を
 個別表示(1 or 2)又は全て表示(all)

省略形:sho monitor session {1 or 2 or all}
(省略形はもっと短く出来るかも知れない)

■ erase startup-config

 起動時に読み込むコンフィグ(startup-config)をRAMから削除するコマンド
 設定を初期化したい場合に使用する
 startup-configを消したからといってrunning-configは消えていないので、
 初期化した設定で起動するにはreloadコマンドの投入が必要


ターミナル設定モード(グローバル)

インターフェイスごとではなく、全体に関わる設定)

■ monitor session sauce interface {fastEthernet or GigabitEthernet or vlan} {*/*/* or */* or VLAN No}

 モニターセッションの設定(ソースポートの設定)
 Spanとも呼ばれる。
 ソースポートに流れるパケットを
 デスティネーションポートにコピー送出する

■ monitor session destination interface {fastEthernet or GigabitEthernet or vlan} {*/*/* or */* or VLAN No}

 モニターセッションの設定(デスティネーションポートの設定)

■ interface range {fastEthernet or GigabitEthernet or vlan} {*/*/* or */* or VLAN No} - {*/*/* or */* or VLAN No}

 複数のインターフェースを指定するコマンド
 省略例:int range fa 0/1 - 4


IOS GW

■ session-target loopback rtp

 CUBEで対向を作らずにCUBEが対向になるコマンド
 dial-peerに書く
 かけた電話がエコーするようになる

■ debug ccsip message

 受信したSIPメッセージをターミナル上でロギングする
 省略形:不明

■ show debug

 デバッグメッセージ表示設定の一覧を表示
 デバッグログをターミナル上で
 ロギングする設定を入れている場合、
 一覧表示される
(ターミナルにログを出さずにバッファに保存し、あとから閲覧することも出来る)

省略形:sho deb

■ u all

 デバッグを全て解除するコマンド
(省略しない場合の記述は不明)

■ show dial-peer voice summary

 ダイアルピアが有効か無効かを一覧で見ることが出来る
 省略形:不明