dotcloudについて PaaSとIaaS

dotcloudというサービスがあるのですが。
これはPaaSなんだと思うのですが、機能を見るとIaaSにも思えてきます。

PaaSのイメージ

PaaSと言うと代表例は GoogleAppEngine ですが。
Platform As A Service というくらいなので
アプリケーションを動作させるプラットフォームを提供するサービスの種類です。

今までの私のイメージとしては WEB GUI上でアプリケーションのコードを編集したりして、
アプリケーションを簡単にサービス出来る。
IaaSとは違ってOSやサーバソフトウェアなどのセットアップや設定は必要ないのが特徴。
というイメージを持っていました。

dotcloud

ところが、この dotcloud というサービスは SSH
サーバにログイン出来る機能を持っているようです。

どこまで設定したり出来るのかは試していないので分からないのですが。
アプリケーションの構築・管理も CLIから独自コマンドを使って操作するようです。

dotcloudのアカウントを作成してログインすると、
まず最初にこのdotcloudコマンドをインストールするように促されます。

このコマンドからプロジェクトのようなものを作成したり、
公開する、しない といった操作が行えるようです。

試しに入れてみたんですが、createで成功っぽいメッセージが返ってくるのに
Listに居ないっていう微妙な結果に終わりました…。

これからのPaaSとIaaS

前置きが長くなりましたが、
PaaSと分類されるサービスと IaaSと分類されるサービスの
境界線がだんだんあやふやになってきた感じがしています。

単なるインターフェイスとしてSSHCLI操作なのだと言えばそこまでですが…。

簡単なアプリケーションであれば、PaaSを使ってサービスするのも選択肢として
アリになってきた。という感じがしています。

仕事の上でのPaaS

案件の要件にもよるのでしょうが、
PaaSで真面目にサービスするという事例が少ないから という理由で
PaaSがプラットフォームの選択肢から外れている気がしているのですが。
これも流れが変わればPaaSで良いじゃん。 という流れになりうるのかな。

事例が少ないって事は無いか。
いつだかの選挙の時、Googleの選挙ページは GAE使ってたって話もあったしなぁ。

重要なのはPaaSを使っていくようになったら
インフラエンジニアは必要ないって事なんだよね。
IaaSもデプロイが簡単になったら
インフラエンジニア居なくてもプログラマだけでいけちゃうから。
怖い怖い。