RAIDコントローラ

ハードウェアRAIDコントローラってなんでバッテリーを積んでるんだろうか、
って疑問に思ったことがあったんですが。

RAIDコントローラはライトバックキャッシュという、
RAIDコントローラ内のキャッシュにデータを一時的にためることで、
データ書き込みの待ち時間を減らす工夫がされているそうで。

突然停電したりしてサーバの電源が落ち、動作が止まってしまった時。
キャッシュ上にはデータがあるけど、
HDDにはまだ書き込まれていないデータが出来てしまう。

キャッシュは電源供給が断たれたら消えてしまう。
そのため、バッテリーを内臓しキャッシュの中身を保持しておく。

そのためにバッテリーが入っている。

知らなかったー。
バッテリー切れたらヤバイですね、これ。

[2012/1/5追記]
キャッシュに一時的にためて、
キャッシュからHDDに書き込む"ライトバックキャッシュ"方式と、
HDDにもキャッシュにも書き込む "ライトスルー"方式ってのがあるらしいです。

機種にもよるみたいですが、
このキャッシュを保持するためのバッテリーというのと、
HDDアレイの設定情報を保持するためのバッテリーという、
2つの役割を果たしている場合もあるようです。

RAIDコントローラ上のRAMに設定情報を書き込んでいる場合と、
HDDアレイのディスク自体に書き込んでいる場合とあるようです。